スペースシャトル チャレンジャー

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スペースシャトル チャレンジャー事故の朝

真冬1月と言ってもさほど寒くない朝。
ハーバーフリーウェイ110号線を南から北に向けて走っていた。
ロスアンゼルスのダウンタウンに営業に行くためである。 アポは無く飛び込み営業の得意な自分としてはいつもことであった。
この高速はロスアンゼルス近くになると渋滞が激しくなるのはいつもことであった。 「そろそろ渋滞の始まる区間になるな!」 と思い始めたころであった。 まだ9時前である。

今日はスペースシャトルのチャレンジャーが発射される日であることは知っていたのでラジオのニュースを聞きながら走っていた。
初めて学校の先生が乗り組むということで全米が盛り上がっていた。日本人はハワイの日系軍人オニズカさんが始めて日系人として乗り組むということのほうが印象に深かった。
打ち上げはテレビ、ラジオ両方で実況中継がされつつあった。 朝8時過ぎからラジオのニュースもそのことをしきりに伝えていた。

ハーバーフリーウェイ110号線をロスアンゼルスに行くたびに使っていた。
ちょっと横道にそれるが「Free Way」とはカルフォルニアで良く使われる言葉である。
東海岸のニューヨーク等ではフリーウェイという言葉自体が死語である。 では何と呼ぶかというと Express Wayが一般的である。それと I-95(アイ・ナインティーファイブ)等と道路番号を呼ぶケースが圧倒的である。
その他にターンパイク(有料高速道路)とかパークウェイ(乗用車専用高速道路)とかの名前が使われる。
ニュージャージー州内を南北に貫くNJターンパイクは全米で六番目に交通量の多い高速道路として知られ、片側6車線(ExpressとLocalで3車線ずつ)、両側12車線の高速道路である。有料であるためサービスエリアが設置されている。
北東部諸州の高速は有料道路の場合はサービスエリアが設置されているので高速を降りなくても給油や休憩ができるが、無料の高速道路にはサービスエリアが無い。一部コネチカット州内を走る高速道路は無料だがサービスエリアが設置されている場合もある。
ターンパイクの語源としては昔、料金所に横棒が有って、基本的にそれが通せんぼをしており、料金を払った後にその横棒が上に上がり人馬が通行できるようにした仕掛け、装置のことをターン・パイクと呼んだことに由来する。その仕掛けの有る道路、つまり、料金を取られる道路のことをターン・パイクと呼んだ。

フリーウェイとは「高速料金無料の高速道路」と勘違いしている人が多いが、実は「信号機の無い道路」という意味である。
一般道路には言うまでもなく信号機が設置されている。 カルフォルニは「ハイウェイ」と呼ばれる道路も多い(例えばサンタモニカ・ハイウェイ)、ニューヨークには無い。
ハイウェイとは普通の場合「中央分離帯」のある道路であるが、信号機はところどころに設置されている。
中央分離帯のある道路から信号機を取り除けば高速道路となる。 つまり、ハイウェイから信号機を取り除いた(信号機をフリーにする)道路がフリーウェイとなる。 スモークフリー(煙の無い)とは「タバコが吸えない場所」、ドラッグフリー(麻薬無し)とは麻薬と縁の無いスクール(学校)等に使われる。
つまり、フリーウェイとはカルフォルニア州(西部諸州)で高速道路のことを呼ぶ別名だが、高速料金を取られないので「料金フリー」と勘違いされるが、語源は「信号機フリー」の道路というところからきている。

ついでに、「Los Angeles」のことを日本で「ロス」と短く呼ぶ人が多いが、地元の人(当地在住の日本人を含む)は「L.A.」(エル・エー)と呼ぶ。 そのため、誰かが「ロス」と呼ぶか「L.A.」と呼ぶかで、その人がLos Angelesに住んだことのある人かどうかが分かる。これは面白い区別の仕方である。

当日、自分がなぜ110号線(ワン・テン)を北に向って走っていたかというとL.A.に事業所を構える日系企業は非製造業はダウンタウン (市内)、製造業はSouth Bay(サウスベイ)と呼ばれる南部(ロングビーチの北、北西)に事業所を構え、 駐在員もそれに合わせて近隣の町に住むことが多かったためである。 サウスベイのTorrence(トーレンス)が中心となりその周辺に事業所も多かった。 

自分の勤務する会社はトーレンスの南東隣のComptonという町に事務所があった。コンプトンという町は黒人町で 余り治安が良くない町と言われていたが、日系企業はコンプトンとはいえ、一番西のトーレンスの町の境目に多く有った。
住まいはトーレンスの北の町、ガーデナだった。 ちなみにロスアンゼルス空港の南東(20分くらいの距離)にあたる。  そのためダウンタウンに行くにはArtesia Freeway(アーテジア・フリーウェイ、91号線)を東に走り、 ロングビーチ方面から北に向って走るHarbor Freeway(ハーバーフリーウェイ、110号線)に乗り換えて北に向うことになる。
8時半過ぎに打ち上げの時間が迫っていた。 全米の誰もが今までのスペースシャトル同様に今日のチャレンジャーも大空に向けて轟音を響かせて飛び上がるのを待ち望んでいた。
秒読みが続けられ「3・2・1・リフトオフ」でチャレンジャーが大空に向って飛び立ったのがラジオのニュースから緊張するアナウンサーの声と共に伝わってきた。
「よお~し!行け!行け!」誰もがチャレンジャーを押し上げるかのような声援をおくっている。
1分ほど経過しチャレンジャーが「フル・スロットル」(エンジン全開)する交信がキャプテンとヒューストンの間で交わされた。
後はエンジン全開で飛びつづけ実況中継も1分もせずに終わってしまうことになる。
が、その日は違った。 エンジン全開の直後に「マルファンクション」(不調)の言葉に続いて「エクスプロージョン」(爆発)の言葉がラジオを通じて伝わって来た。
「これは大変。一大事だ・・・」と思った自分は急遽高速をU-ターンして南に進路を向け、家に戻って事故の模様を録画することを決めた。
その後3時間余りありったけのビデオテープを使って事故の模様を録画し、3時間ほどしてから再度ダウンタウンに営業に行った。

アメリカの国家威信をかけたスペースシャトルが爆発炎上ということで大変なショックを国民に与えてしまった。 それこそあってはならない事故であり、絶対安全と言われたスペースシャトルの事故はその後何年も事故究明と対策のために中止されてしまった。
同じ事故は二回と起きない、起きないよう対策が施されていたが、17年後には今度はコロンビア号の空中分解という事故が起こった。 二度に渡る災難を克服しつつも耐用年数がもはや寿命を迎えつつあったスペースシャトルは2011年にその終わりを告げた。

一度で良いからスペースシャトルの打ち上げをケープケネディーで見たいと思っていたが、まことに残念ながらその夢は果たせなかった。 今も心残りの一つである。

ニューヨーク、マンハッタンの航空博物館でコンコルドとスペースシャトルの実機を見ることができます(2012)

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