鹿は凶暴ではないがある種の「害獣」なのです。
畑に植えたとうもろこしの芽が出るとそれを軒並み食べてしまったのです。最初のうちは父親も子供のことを
考えて畑に柵を張り巡らして鹿が入って来れないようにしました。
しかし、鹿はそれを飛び越えて畑に入り芽が出たばかりのとうもろこしを次から次へと食べてしまうのでした。
とうもろこしは穀物のなかでは最も重要な作物でした。それが採れないということは冬場に備える食物がなくなる
ことを意味します。そこで万策尽きた父親は息子がかわいがっていた鹿ですが人間の命には代えられないので撃ち殺したのです。
ニューヨークでもニュージャージーでも郊外の住宅地に行くと鹿はリスと同じくらい身近な動物です。
住宅地を歩き廻っているのを良く見かけます。道路を横断中に出くわすことが良くあります。花を植えれば花を食い、
裏の庭に家庭菜園を作ればそれを食う。
花も植えない、家庭菜園も作らない人には只の鹿ですが、人によっては鹿は「害獣」以外の
なにものでもないのです。
たぬきは夜な夜な子連れで現れてゴミ収集容器(ドラム缶くらいの容器)をひっくり返して中の生ゴミや野菜
をあさります。金属製のゴミ入れでなければかじって穴を開けて中のゴミをあさります。
それを防ぐためゴミ箱は金属製が多い。従ってプラスチックで出来ていても『ゴミ缶』と呼ぶようになった。
夏場の早朝にペンシルバニア州の高速を2-3時間走れば5-6頭の鹿が車にはねられて横たわっているのを見かけます。
中にはそれを拾っていく車もいます。鹿の肉が味わえるからです。乗用車を運転している人でそれを拾う人はあまりいないでしょうが
小型トラックなどを運転しているときなら簡単に荷台に放り込めます。 乗用車でも屋根に鹿を載せて走っているのを見かけることがあり
ます。(これはごく稀です)
さて、もう10年以上前の話になりますが、ミネソタ州だったか、中西部の州で鹿肉を常食としていた猟師がBSE(狂牛病)の症状を発して
死亡したというニュースがテレビ、ラジオで報じられました。
その後そのようなニュースは聞いていませんが食べ過ぎには注意が必要です。
私も何度か鹿の肉をもらったことがあります(断っても押し付けられた)が、自分では一切口にせず右から左に廻しました。
ここでクイズをひとつ:
ある夜、11時頃に家に帰ってきたら家の前の道路に鹿が3−4頭いました。ちょうど昼に食べたバナナの残りを2-3本持っていたので
車の窓を開けて3mの至近距離から鹿のほうに投げてやりました。バナナは鹿の足元に落ちました。別に驚く様子もなくバナナに近づいてきました。
ここで問題:鹿はそのバナナを食べたでしょうか?
答えはこのページの一番下にあります。