管理人の三分間メモ
経験談を主体に書いています








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    初めに・・・

    若い頃(29歳)から仕事の関係で外国暮らし(駐在員生活25年)が長い。 人生の半分近くが外国暮らしとなった。 アジア、アメリカ、ヨーロッパと住みいろいろな体験をさせてもらった。
    よく人から聞かれる「どこの国、都市が一番気に入ったか?」と。
    「住めば都」とは実に良く言ったものである。どの街もそこに住めば愛着が湧き好きになれる。
    先進国も開発途上国ない。そこに住めばそこの良いところも悪いところも分かる。そして適応できるのである。




    バンコク、タイ王国
    最初は東南アジア、タイに駐在した。そろそろ30年前になる。今のバンコックの高層ビル群は驚くほどで、当時は全くの田舎だった。その分 今よりはのんびりムードもあったり、ゆっくりとした時間が流れていた。ほとんどの仕事がバンコックとその近郊だったが北部(チェンマイ)や 東北地方(ウドンタニ、コンケーン等)にも行った。タイ以外ではビルマやマレーシア、シンガポール、インドネシア等に出張した。
    とにかく「暑い」のひとこと。暑いのはどちらかというと苦手であった私ではあったが、4年の間病気一つせず楽しい経験も生活もできた。
     
    生まれて以来ずっと甘党であった私であったがバンコクの4年の間に完全に辛党に変身した。
    辛いものを食べると身が引き締まる感じがする。それ以降ずっと辛党である。
    食わず嫌いを地で生きている私であるが、バンコクのおかげでパパイアを食べれるようになった。ドリアンは最初から「食わねばならない」と 考えていたので抵抗なく食えた。以来、ドリアンには目がない。しかし、値段が高いのが玉に瑕(きず)である。
    タイの「マイペンライ」には閉口することのほうが多かった。言うより言われることのほうが多かった。
    タイに関しては「4種類のタイ人」を読んでもらいたい。

    次はアメリカに駐在になりカルフォルニア州のロスアンゼルスに1年ほどの短期住んだ後にニュージャージー州(ニューヨーク 、マンハッタンの西隣)に6年半住んだ。 営業職のためニュージャージー州を基点として南はフロリダ州、ジョージア州、アラバマ 州、テキサス州、テネシー州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、中西部はイリノイ州近辺のミズーリ州、オハイオ州、 ミシガン州まで、 東はほとんど全部、ペンシルバニア(以下州は略)、バージニア、ウェストバージニア、メリーランド、ワシントン DC、デラウエアー、コネチカット、ロードアイランド、マサチューセッツ、ニューハンプシャー、そして北はカナダのトロント、モントリオール 等の州や町に良く飛んだり、走ったりした。

    ハリウッド、ロスアンゼルス
     
    ほとんどのケースが飛行機で出張になるが過去25年ほどで乗り降りした飛行機の回数は数百回(月2回の出張で行き帰り4回 乗る計算になり、年48回、10年で 480回、25年となると軽く1000回くらい)になるが幸い乱気流に揺れることもなければ、緊急着陸に遭遇することも なく今だ無事である。まあ、それだけ飛行機は安全な乗り物といえるでしょう。たまに乗って乱気流等で怪我人が出るほどの飛行機に 出くわす人は非常に運の悪い人と言えると思う。


    自由の女神、ニューヨーク
    持っていたマイレージのカードはアメリカン航空、 ユナイテッド航空、コンチネンタル航空、ルフトハンザ航空、ベルギー航空、スイス航空、英国航空等色々とあった。 今と違い航空会社はグループ化されていない時代だからマイレージは相当な部分が無駄になった。

    時には車で行くこともあった。 カナダのトロントに行くには車が良い(9時間かかるが)、途中でナイアガラの滝を眺めることが できる。 飛行機ではそうはいかない。
    車出張の一番の長距離はセントルイス(ミズーリ州)に行ったときだが、行きは途中のオハイオ州で仕事をこなしその後で セントルイスに行ったが、その帰りにセントルイスからニュージャージー州フォート・リーまで900マイル(1440km)を 15時間で走ったことがある。 

    ちなみに東京ー鹿児島間は1350kmほどらしい。 平均時速96km/hで15時間をぶっつずけで走るのは簡単ではない。 言うまでも無く途中で ガソリンを2回給油しなればならず、道路工事や予期せぬ渋滞もある。それらの時間も全て入れて15時間だから実際の 速度は可能な限り平均時速を110km/hに保つくらいで走っていないと平均時速の96km/hは確保できない。
    それも2時間や3時間ではなく15時間である。 ニューヨークのJFK空港を飛び立ったジャンボジェット機が成田空港に着陸するのが12−13時間後だから実に長時間である。 運転が好きでないとできない。

    しかし、110km/hで走っていれば当時はスピード違反でハイウェイパトロールに捕まる速度だったが、15時間の間それが無かったのが強運とも 言えるだろう。
    スピードを110kmとか120km出すのはさして難しいことではない。後になってドイツに転勤したら日産のミクラでさえ(?) 時速150kmで走っている。 それは多分エンジン全開でアクセルペダルは床に張り付いているだろう。
    200km/hで走っていても簡単に追い越していく車がある。ほとんどがベンツだ。
    ちなみにドイツのアウトバーンで出した最高速度は218km/hであった。 私は余りスピードにこだわる人間ではない。  その218km/hを出したあとは二度と200km/h以上のスピードを出したことは無い。 170-180km/hが普通で幾ら直線距離が長くても、 道路が空いていてもそれ以上のスピードは無用であった。 
    スピード狂はポルシェをレンタカーで借りて(一般的ではないが1日5万円ほどで借りることができるらしい)250Km/h或いは それ以上のスピードに挑戦するために日本から旅行に行く物好き(?)な人もいると聞いたことがある。


    デュッセルドルフ、ドイツ
    6年半のニュージャージー(カルフォルニアを足して7年半)の後にドイツに転勤になった。
    ドイツと言えば「デュッセルドルフ」というくらい日系企業が集中するドイツ北西部の商業都市である。 当時1995年頃はデュッセルドルフの人口60万人の1%つまり、6000人の日本人(家族を含む)が住んでいた。 企業数では400社前後だったと思うが、デュッセルドル市の税収の10%は日系企業及びその従業員等の税収 から上がっていたという話を聞いた。

    つまり、人口の面から比較すると『日系企業及びその従業員』からはドイツ人の 10倍の税収が期待できたということになる。そのため、市当局の日系人社会への待遇は格別で全日制の日本人 学校の秋の運動会などは5万人収容のサーカースタジアムを毎年提供してくれたほどである。
    その運動会を見に行く家族は市内の路面電車や自家用車で行くことになるが、スタジアムの駐車場にある車を ざっと見たところでは75%がベンツ、20%がBMWという壮観であった。残りの5%がワーゲン、オペル(GM)やフォードあるいは その他のFiatやRenault又は日本車等。

    デュッセルドルフを基点として国内の出張はケルン、フランクフルト、シュツットガルト、ハンブルク、ベルリン、ハイデルブルク、 ブラウンシュバイク、 ブレーメン等など多岐に渡った。 その間、フランス、スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、チェコ、オーストリア や東はトルコやロシアまで出張があったがこの二カ国には興味がなかったので部下に行かせた(笑)。

    スイスのチューリッヒに車で出張した帰りにフライブルクからデュッセルドルフまでの6時間のドライブでアウトバーンで1000台くらいの 車を追い越した。アウトバーンを走る車の平均時速は130ー150kmくらいである。それ以上スピードを出すのは一種の「物好き」の部類に入る。 皆が皆気狂いじみたスピードを出しているわけではなく「安全速度」をわきまえている。
    普段の私は140−150kmで走っているが、その日は「今日だけ」という限定で平均時速は170kmくらいであった。最速は218km、最低 速度は130kmくらいであった。

    アウトバーン、ドイツ

    なぜ218kmかというとそのスピードに達した時点で前方にカーブが見えてきたので減速をせざるを得なかったためである。それ以降スピードに 挑戦することはなかった。
    が、この私の車を時速200km以上で簡単に追い越して行った車が15台ほどあった。ポルシェとベンツである。



    古い田舎の町、モンシャウ、ドイツ
    ドイツ国内ではドイツ語だがオランダでは英語が驚くほど通じる、ベルギーやルクセンブルクではフランス語、スイスに行くと 東のチューリッヒでドイツ語、西のジュネーブでフランス語を話す必要が生じる。では真ん中のベルン(首都)では何語を 話すか? 「チャンポン」。 これは冗談でベルンでは基本的にドイツ語を話す。 
    ジュネーブとはフランス語であるが、ドイツ語では「ゲンフ」と言う。
    ついでに、デュッセルドルフは英語では「ダッセルドルフ」、ミュンヘンは「ミュニク」、スイスのチューリッヒは「ズーリック」、ジュネーブ は「ジェネバ(ヴァ)」と呼ぶ。
    日本では「デュッセルドルフ」「ミュンヘン」、「チューリッヒ」、「ジュネーブ」と呼んでいる。 日本語は漢字を除く外国の地名や人命は基本的に現地に住む人の発音を採用しているのでこれは良いことである。

    Youtubeでその時代の観光ビデオ等を紹介しているが、スイスの避暑地、日本人の好きなベルナー・オーバーラント・アルプスのユングフラウのそば、 アイガー北壁の直下とも言える場所にGrindelwaltという村がある。  そこには夏場毎年のように行った。 
    このGrindelwaltが問題。英語読みでは「グリンデルワルト」と発音するので日本人の中にはそのようにグリンデルワルトと記述する人が多いが、 私は現地発音の「グリンデルヴァルト」と言う。
     Volkswagen(車の名前)は英語読みでは「ヴォルクスワーゲン」だがドイツ語発音では「フォルクスヴァーゲン」となる。  日本国内では「フォルクスワーゲン」と呼ぶ人が多い。これはドイツ語読みと英語読みのチャンポンだ。



    タイムズ・スクエア、ニューヨーク
    ドイツに5年駐在したあとで再度アメリカ、ニュージャージー州に転勤になり8年半住むことになった。
    その後独立して自営業を始め現在はニュージャージー州と産まれ故郷の群馬県を行ったり来たりする仕事をしている。
    それら永年の海外生活で経験したことのうち趣味に関するもの、外国の生活風習、文化の違い等など 面白いものを主体に3分間メモとして簡単に説明してみたいと思う。

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