食わず嫌い

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食わず嫌いの話

食べ物で特に嫌いというものがある訳ではない。
アレルギーもないので基本的に何でも食べる。
でも、またいでとおる食べ物も幾つかというより相当ある。
中には食べる以前の問題として「そんなもん、食う気がしない」と手を付けないというか口をつけない物は数え上げたらきりがないほど あると思う。

左:パパイア、右:辛し明太子

いわゆる「食わず嫌い」というものであるが、動物の内臓系は一切食う気がしない。
レバサシ、馬刺し、牛刺し、トン足、その他の腸(はらわた)系は一切食おうと思わない。
キャアビア、ウニ、イクラ系も基本的に同じ範疇に入る。キャビア等美味くも何とも思わない。 何故あんなものが珍重されるのか理解に苦しむ。
寿司屋にいってウニが出てきたりすると隣の誰かと「サバで良いから交換してくれないか?」と聞くほどである。

果物系でもそのようなものが有った話をしよう。
20代の頃は羽田と成田空港で航空会社の子会社で働いていた。
シーズンにもよるがB747のジャンボジェット機の360席のうち新婚さんのカップルが半分以上の席を占めてしまう「新婚旅行御用達」の フライトがハワイ行きの72便だった。
一般客はさぞかしその「熱気」にあてられて機内は相当暑かったであろう。

新婚さんたちがハワイでハネムーンを過ごして帰ってくる。
スーツケース内には想い想いのお土産が詰まっていたに違いない。
両親にはこれ、兄弟にはこれ、親戚にはこれ、友人にはこれ、会社の同僚関係にはこれ・・・など等。
それらのお土産の中でスーツケースに入らないかさばるお土産のトップ3が ①箱入りパイナップル、②同パパイヤ、③同マカデミアナッツの チョコレートであった。後になってハネーデューメロンも加わることになる。
免税店で売っているものだと思うがスーツケースはすでにチェックイン時に預けているので手元には無く入れようとしても無理。
免税品は機内に持ち込むことも可能だが、そのまま手荷物の一部として預けてしまい、羽田、成田に着いた時点で他の荷物と一緒に 受け取ることができた。

 

上から順にパイナップル、パパイア、マカデミアナッツチョコレート
ギフトパック
さて、そのパイナップルもマカデミアナッツも自分自身がハワイに行ったことがあるので食ったことはあった。
しかし、パパイヤだけは食ってみようとは思わなかった。
理由はその色と臭いだった。
ちょっと後になるが香港だったかシンガポールに行ったときにドリアンを食った。
ドリアンの臭いはパパイヤの比ではなく異臭とも思える臭いで「ホテル内持込禁止」というのが常識であったが、その常識を破って 隠してホテルに持ち込み食った。
なぜなら「これは食わなければならないもの」ということを旅行前から決めていたからである。鼻をつまんで口に入れたのを覚えている。

しかし、パパイヤはそれほど珍しい食べ物でもなく40-50年前の東京でも簡単に買えるフルーツだった。パイナップルと同様の果物だった。
身構えて食うというようなものではなく普通の果物の範疇に入っていたのである。 
だから、その臭いが嫌いのため食わなかったのである。

さて、何年か過ぎて32歳の頃はバンコックに住んでいた。
1年365日真夏日と熱帯夜の国である。水分は充分に補給しなければならない。
水分と言っても水道の水を不用意に飲むことは衛生上問題がある。なにか瓶詰めの清涼飲料水(コーラが一番普及していた)かジュース類を 飲むが普通だった。普通の水も瓶詰めのものを売っていたが地元産の水で「どこまで安全か?」と一抹の不安をもって在バンコクの日本人 は飲んでいた。水道水は必ず一旦沸騰させて殺菌してから飲むのが普通だった。しかし、その水をコップに入れておくと数分後には コップの底に黒っぽいオリ(沈殿物)が視認できるのが普通だった。それを見ると煮沸したとはいえ飲む気が失せるのである。

会社の事務所ではヤクルトおばさんならぬヤクルト姉さんというよりもヤクルトお嬢さんと言えるほど若い娘(こ)達が配達していたヤクルト を毎日2-3本の契約で買っていた。事務所に配達してくれるのを夕方等に事務所に帰ったときに飲むのである。

ある日、アパートに帰ったとき無性にのどが渇いていたので、冷蔵庫をのドアを開けて中を見た。
何も入っていない。
「冷蔵庫、何も入っていないの?」と彼女に聞いた。
「あるでしょ?」
「何も無いよ!」
「有るってば!」
良く見ると何か赤いものが皿の上に盛ってはあったが、それがパパイヤだとは分かった。だが、パイナップルやみかんや他の果物ならともかく パパイヤは自分にとっては無いのと同じものだった。なぜなら、有っても食わない、食えないものならその存在価値は無い。つまり、無いのと 同じなのである。
「パパイヤしかないよ」
「あるじゃない」
「参ったな・・・」としばらく考え込む。
むしょうにのどが渇いていたが、今帰ったばかりで又外に買い物にでるのは面倒だった。
「この際、水分補給のためには食ってみるか。別に毒でもないだろう」と考え直した。

その臭いを気にしながらもかけら一つを口にいれる。食べる。
色は真っ赤、噛むとぐちゃーっとした歯ざわり。なんだか真っ赤な豆腐を食っているみたいな感触、それに臭いはくさい。
何とか最初の一つを食い終わり、「これだけでは水分補給には不十分」と思い、二切れ目を口に入れる。
一切れ目と同じ感触。
彼女が言った「レモンをかけた?」
「え?レモンをかけるの?」
「そうよ、そのほうが美味しいのよ」
パパイヤを盛った皿の隅っこに青いレモンを半分に切ったものが載っていたのは見えたが、「なんだ、これは?」と思っただけで別に 気にしなかったが、それを絞ってかけろと言う。
言われたとおりにぎゅっと絞って何滴かを一つのかけらの上に垂らした。
パパイヤの臭いがレモンの臭いによって多少消えるというかレモンの酸っぱい臭いが強かった。 
そのまま口に入れる。
パパイヤの臭みと甘みにレモンの酸っぱさが加わるとまた一味ちがった。
「うん、これはいけるな」と感じた。

三切れ、四切れと段々と「これがパパイヤか・・・」と思うようになった。
気が付いたときは山盛りのパパイヤを全部食い終わっていた。
バンコク産のパパイヤはハワイ産のパパイヤよりもずっと大きい。一つがハワイ産の2-3個分ほどあるが、それを全部食っていた。
そのときからパパイヤは「好きな果物のひとつ」に仲間入りすることになった。

パパイアは32歳ほどで私の食わず嫌いリストから外れたが、辛子明太子がリストから外れたのは40歳を過ぎてからである。
その他、腸(はらわた)類は一生リストから外れることはないと思っている。
 

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