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マス、鱒の話
渓流魚の三兄弟、ヤマメ、イワナの次に来るのがこのマス、鱒ですが、普通の場合「マス」というとニジマス(虹鱒)のことを
指す場合が多いです。
もともと原産地はアメリカのカルフォルニア州で明治の頃に発眼卵をアメリカから持って来て河川に放流したものだと言われています。
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他の兄弟分としてブラウントラウト(原産地はドイツ)、ブルックトラウト(原産地はアメリカ、ニューヨーク州)等がいますが、他に
アメマス(これは北海道のイワナの仲間)、ヒメマス(栃木県、中禅寺湖に棲息、これはサーモンに近い種)等多種にわたりマス(洒落)。
虹鱒はその適応能力の強さから河川の中流域から上流域、そして源流域まで分布しています。
サケ・マス属ですからどちらかというと冷水を好みますが、鮎が生存できるくらいの中流域でも棲息が可能です。
そのため輸入当初から養殖が盛んに行われてきました。
北国ヨーロッパ等(イギリスやドイツは北海道の網走よりも更に北に位置する)ではマスは高級魚ですが、日本では今や
マスは雑魚(ざこ)扱いされています。
魚介類を多食する日本人はマスを大量に養殖しましたが、ヨーロッパでは魚はあまり食べる習慣がなかったために養殖は
あまり活発ではありませんでした。それが理由でしょう。
日本ではマスが大量生産されたため珍しい魚でもなく、ひとつ問題があるとすればどこでも養殖ができるため川の水質を
あまり問わない場所でも養殖ができたために魚に特有の匂いが付いているものもあるところから雑魚扱いを受け初めてしまった
ということでしょう。
ヨーロッパと違い日本にはマス以外にも鮎とかヤマメとかイワナとかいう魚がいることも無視できません。そのいずれの魚も
ヨーロッパには棲息しない種属です。(ブラウントラウトの原産地はドイツ、ブルックはアメリカ・ニューヨーク州、レインボーは
カルフォルニア州)
鱒にも例外があります
しかしながら、マスとはいえども河川の上流域、さらには源流域の例水域に棲息している天然魚にいたってはその味はヤマメや
イワナと互角の勝負ができるほどです。
決して味の悪い魚ではありません。 中流域の水質のあまり良くない水で養殖されたマスは残念ながら肉質も味もいまいちと
言わざるを得ませんが、本来の味はそうではないのです。
その証拠に「刺身」用に養殖された
「ギンヒカリ」 という群馬県特産のニジマスもいるくらいです。

皆さんの今までの固定概念が根底からひっくり返ることでしょう。
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釣り方はなんと言ってもフライフィッシングが筆頭に上げられます。
理由はイギリスやアメリカでフライフィッシングが始まったのも、そもそもこのマスを釣るためだったのです。
その技術というかテクニックがイギリスからアメリカに渡り、そして日本に伝わって来たものです。
餌釣りもルアーフィッシングでもかなり簡単に釣れるのがマス類の魚です。
簡単というのは魚影が濃い、つまり魚がたくさんいるからとも言えなくもありません。
どこの渓流釣り場に行ってもマスがいない釣り場はないほどに女性でも子供でも釣って楽しめるのがマスです。
食味は決して悪くありませんが、一言でいえば標高700m以下の低地で飼われている(養殖されている)マスの味を云々するのは
ナンセンスとも言えます。つまり、味はいまいちです。匂いもあるかもしれません。
しかし、標高の高い谷川で釣った虹鱒ならヤマメやイワナと同等の味がすることを期待して釣りに行ってください。
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