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リムジンのお客さん
ロック歌手: Micki Free
現在はいろいろな仕事をしている。
リムジンサービスはそのうちのひとつでもある。
ラガーディア空港でアトランタから到着する飛行機を待っていた。
この2-3日の悪天候(風と雨)でフライトは2時間も遅れていた。 まあ、国際線を除いてJFK、ラガーディア、ニューワークの
NYC三空港へ到着する飛行機は定刻で到着すること自体が珍しいのが普通である。
たまに利用する人は知らないが頻繁にビジネス出張する人は誰でも知っている「ワースト空港」として知られている。
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Micki Free
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Youtubeで観る
お客さんの名前は「Free」
色々な名前があるが、Freeも珍しい名前であろうと思う。
最も変わった名前として前に会ったことがあるのが Killingworth 直訳するなら「殺しは価値あり」とでも言うべき名前である。 何でこんな名前になったかは聞きそびれた。
さて、今日のお客さんは Free、 名前を書いたカードを持って待っていると他のお客がチラッとこっちを見る。
その目はたいてい「Free? まさか、無料で送迎してくれる訳無いよね?」と言いたそうな顔してみる。
「只より高いものはない」とは日本のことわざだが、アメリカだって「ただ」なんてものは無い。ほとんどの場合紐付きで後で痛い目に合うのがせきのやまと覚えておいてよい。
遅れていた飛行機がやっと到着した。
出てきたのは頭の先から靴の先までチャラチャラとした衣装を身に着けている。 飛行機ならぬステージから出てきた
ような服装である。 言うまでも無く帽子(黒いハット)までかぶっている。 誰が見ても普通の人間には見えない。 「タレントかもしれない」と考えるのが普通であろう。
預けた手荷物が出てくるまでに更に時間がかかる。
相手: 「ちょっと自動販売機のところに行ってくる」
私: 「どうぞ、荷物は私が見てるから・・・」
戻ってきたMickiは自販機から袋入りのケーキ(アメリカのケーキは目ん玉が飛び出るほど甘い)を持っていた。
私: 「まさか、それって、晩飯じゃあないよね。スナックですか?」
相手: 「ちょっと小腹がすいてね・・・」
私: 「どう見てもあなたはエンターテーナーかタレントでしょう?」
相手: 「そうだよ。歌手だ。」
いとも簡単に認めた。
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やがて、預けた荷物が出てきてそれを受け取りロビーをでて駐車場で車に乗る。
車の中では電話かなにかをしていた。
車はやがてマンハッタンに入り、43丁目を西に8Aveの角っこにあるホテルに向って進んでいた。
43丁目とBroadwayの角に「Hard Rock」の店が有る。
相手: 「俺、明日あそこでレッドカーペットなのよ」
つまり、明日は彼が主役、スターとして Hard Rockの店で彼の出番が待っているのである。
Broadwayからは1分のせずに8Aveのホテルに着いた。
相手: 「明日も俺の送迎をしてよ! レッドカーペットだからね!」
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Micki Free
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明日は明日の風が吹く。
明日は別の仕事をした。
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左から Dave Abrusezze (以前のロックバンドPearl Jamのメンバー), Stevie Salas (ギタリスト:Mick Jagger/Rod Stewartのバンドでギターを弾く), Micki Free (Shalimar), Jean Beauvouir (バンド名:Plasmatics/Little Steven), and John Brant (バンド:Cheap Trick) というちょっと「半過去?」のスター達
 
今でもダントツの人気があるのがブルース・スプリングスティーン (左:昔、右:今)
Bruce Springsteen
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