小鳥の巣箱を日曜大工で作ろう、ブンチョウ、インコ

巣箱の簡単な作り方 (基本的な作り方)



「春」は野鳥、小鳥たちの繁殖のシーズンです。
ペットの小鳥たちは1年中繁殖します。 ここでは簡単な巣箱の作り方を紹介します。
インコ類や文鳥は巣箱を使ったほうがよいです。
図ではセキセイインコの巣箱の作り方を説明しますが、文鳥もこれを応用すれば簡単に作れますので挑戦してみてください。

材料は図で説明していますがここではちょっと補足をします。 板の厚さは1.0cmとして計算してます。 それよりも厚い板を使う場合は計算をしなおす必要もありますのでご注意。
@板 CとD は巣箱の左右の横板です。合計2枚。
A板 B は巣箱の裏側の板です。サイズは17.0cmの幅になります。これは巣箱の底辺が15x15cmですが左右の測板の厚さが1.0cm ずつ2枚あるので2.0cmを足した17cmになります。高さは25cmのままです。
B板 F は巣箱の底板で15x15cmです。
C板 I は巣箱の天井板です。17x17cm
D板 H は鳥の出入り口用の板で幅17cm、高さ9cm、中央に直径5.0cmの穴を開ける必要があります。
E板 G は前面下半分の板です。幅17、高さ15cmです。
F板 E はサイズが15x15cmで中央に8cm前後の穴を開けます。これが一般の鳥の巣材の役目をします。インコは木の洞に 巣作りをする鳥で木をかじってその粉を底にしいて産卵します。そのため最初から穴を開けておけばインコはその穴を更に かじって木屑を穴に敷いてから産卵します。できればおがくず(製材所にいくらでもある)を最初からすこし敷いてやるのも良いです。 そのため底板は1.0cm、できれば2.0cmでも良いです。厚い板のほうがかじって木屑をたくさん作れるためです。
G板 A は巣箱に横(水平)に付けて鳥が巣箱へ出入りする際の外と中の「止まり木」の役目をします。右の写真の巣箱では その「止まり木」は付けられていませんが有ったほうが良いです。無いと箱の上に止まるので巣箱が汚くなります。写真のごとく です。

大きな板を買ってきて必要なサイズを切り出すことになりますが、できれば板を買う製材所に行った際に「このサイズに 切ってほしい」と頼むのも良いでしょう。 多分サービスで切ってくれるはずです。
あまり商売にならない場合は相手も難色を示すかもしれませんが、その際は「まとめて3つ頼む」とか言って相手(製材所) の商売のことも考えてやりましょう。インコの巣箱はすぐに2つ目、3つ目が必要になりますので3つ作っても無駄にはなりません。
又、このインコの巣箱そのものを屋外の木などにくくりつけてやれば野鳥(シジュウカラ、すずめ、ヤマガラ等)もそれを使って 繁殖できます。
丸い穴を二つ開けなければなりませんのでこれがちょっと面倒かも知れません。 通常は「糸鋸」(いとのこ)という小さいのこぎりを使います。 製材所の人に頼むのが良いと思います。 製材所なら色々な道具があるので簡単に空けてもらえるでしょう。

このように板を切ってもらえれば後は自宅でかなづちで釘を打つだけになります。1時間で組み立ては終わってしまいます。
箱は完全な密封状態になってしまいますが、後々のことを考えた場合(内部の掃除をするとか中の雛をみるとか)には前面下半分 の板か天井の板は釘を1、2本程度にして簡単に外せるように工夫をしておくことを勧めます。
前面下部の板をそのようにする場合は釘打ちにしないでちょう番(つがい)を使って左右に開く構造にするのが便利です。
天井の板の場合も同様でちょう番を使うか板が外れない程度に載せて置くだけにするという方法もあります。

長い(半年とか)ことそのまま使っていると巣箱の中が汚れますので、つぼ巣の場合は巣を鳥小屋から取り出して中の巣材を 全部取り出して捨てます。つぼ巣は叩いて誇りやごみやダニを落とします。その際に巣に着いた虫なども殺虫する意味でつぼ巣に熱湯 を掛けて殺虫し、直射日光で数日乾かします。
インコや文鳥の箱巣の場合も中身を全部取り出して捨てます。虫がついているようなら熱湯を掛けて消毒をし、 天日で数日乾かしてから再度使用するようにしましょう。
巣材の代わりになる穴の開いた底板はタイミングを見て 取り替えることをお勧めします。が、雛が巣立ちするともう次の卵が産んであるような場合もあるのでタイミングを見るのは 大切です。

インコなどは野鳥と違い雛のフンを巣(箱)の外に出しません。野鳥なら雛のフンは親鳥がかならず外に 運び出すので巣内はいつも清潔ですが、インコの場合は雛のフンで汚れます。特にフンは足にくっつき、足が不自由になる こともあります。
親鳥は巣箱の底板をかじって木屑を産座に敷いて産卵します。しかし、それだけでは十分でないことがありますので最初から おが屑などを前もって入れて置いてやることも考えましょう。
余り多過ぎると生まれた雛鳥がおが屑に埋もれてしまい、少なすぎると雛鳥が巣立ちする前に巣の中の糞が足にまとわりつき 足が不具になることさえあります。このあたりが難しいところです。
できれば雛鳥がそこそののサイズまで大きくなったところで、生後2-3週間くらいをめどに追加のおが屑を入れてやるのも良いかと思います。
雛の巣立ち後もそのまま放っておくと親鳥は次の繁殖を始めますので、適度な頃合を見計らって 巣箱の中は巣立ちのたびに掃除をしてやり、底板(丸い穴の開いた板)は必ず交換してやり、必要に応じておが屑くずなど を追加してやるのが良いです。
そのため巣箱の前面下部の板 G が簡単に取り外せるように工夫しておくことを勧めます。

文鳥の巣箱
インコの巣箱を横に倒してみてください。文鳥の巣箱と大変よく似ています。 
これを応用すれば文鳥の巣箱も簡単に作れます。
文鳥の場合は底の巣板は特に必要ではありませんが、インコのものと同じ底板があればその中に巣材を敷いて産卵をします。 卵があちこちに転がりませんのでこのほうが良いです。
又、箱のサイズが多少違いますが、インコの巣箱のサイズのままでも問題ありません。 「止まり木」用の板と中の間仕切りを変えるだけです。

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