管理人の三分間メモ
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人気のSUSHI & SASHIMIの話

私が住んでいるニュージャージー州(米国)の小学校で「寿司がランチのメニューになった」というニュースが流れ話題になったことがある。 2007年頃の話である。寿司と言ってもにぎり寿司が出るわけではなくニュースの写真を見ると巻き物(海苔巻き)であった。

今やアメリカのみならずヨーロッパでも「SUSHIとSASHIMI」は40-50年前のGEISHA、FUJIYAMAに入れ替わる 日本の代名詞となっている。
食べたことがある無いは別としてたくさんの人が知っている。

中には日本食としてのSUSHIやSASHIMIではなくて 「健康食」として知っているという場合もある。
オーバーに言えば国民の半数以上の人がこの言葉は知っていると思って良いだろう。
これも都市部に関してであるが今や、一般常識のひとつである。いずれにしても凄い知名度である。
しかし、実際に食べたことがある人となると極端に少なく「ほとんどの人が食べたことが無い」と思ったほうが良いと思う。
これはちょうど日本人が「フォアグラ」とか「キャビア」が何であるかは知っていても「食べたこと無い」というのと等しい。
理由は簡単、「食わず嫌い」、「値段が高い」、「生の魚なんて」という食習慣の違いからくる考え方の違いがほとんどと言える。
「Sushi? 食べたことある。カルフォルニア・ロール」という返事も多く返ってくる。 
しかし、カルフォルニア・ロールなんて寿司の範疇に入らない。SUSHIではあるだろうが、寿司ではない。 
単なるアボガドの海苔巻きと言ったら良いだろう。

日本に於ける「お弁当」はアメリカでは「サンドイッチ」かファーストフードのマクドナルド、バーガーキング等の「ハンバーガー」である。
マクドナルドでも昼飯としてフルコース(?)、つまり、ダブルバーガー、コーラ、フレンチフライの三点セットを食べると7−8ドルはする。
面白いのは町によって値段が違うという点で、高所得者の多い町で高く、低所得者層が多いところでは安いということである。 値段が統一されていない。
これはタバコの値段等についても言える。 ニューヨーク市内ではマルボロが1個(20本入)が10ドルを超える。これは飲み屋(バー等)の値段ではなく一般のお店の値段である。
ハドソン川を渡ってニュージャージーに来ると7ドル前後が平均(2012年)であるが、NJを飛び越えてペンシルバニア州に入ると5ドル代になる。
(左)ニューヨーク市クウィーンズ区にあるタバコ屋の看板 マルボロが一個11ドル。これは11x77円=847円ではない。1ドルの 実勢価値は日本の100円に相当する。つまり、日本で言えば1100円相当となる。マクドナルドのビッグマック+コーラ(大)+フレンチフライ(大)=$7.80
マクドナルドの続きに戻って、サラダを付ければさらに64-5ドルは覚悟しなければならない。
サンドイッチでも同様でロールパンかウェッジと呼ばれる30cmほどの 細長いパンを半分に切ったサイズ(15cm)で中にハムとかロースとビーフとかを入れたサンドなら5−6ドルはする。それに コーラを付ければ6−7ドルとなる。30cmのサイズそのままでサンドを頼めば7−8ドルの値段になる。

さて、都市部のスーパーマーケットに行くとかなりの割合でパック入りのSUSHIを売っている。 海苔巻きが主体のこともあるがちゃんと マグロやイカやハマチの握りSUSHIがパックに詰められて売られている。海苔巻きなら12個ほど、にぎりなら8個ほどがその中に入って 値段は12ドル前後が平均である。
味は言わずもがなである。 寿司屋でにぎってもらった寿司の味を100%とするとパックの寿司の味は50%と言える。  学校のテストであれば当然落第点になる。

学校で寿司が昼食に出るといってもにぎり寿司がでるわけではない。普通は海苔巻き、中身は誰でも食べれるツナ(まぐろ)が主体

都市部のサラリーマンは時には会社の金(ビジネスランチ又はディナー)で日本食レストランに行けることがあるのと、大企業に勤める社員は 結構海外出張がある。いうまでも無く経済大国ニッポンを抜きにしてビジネスは考えられないのでたくさんの人が ニッポンへ出張する。
銀行、金融関係、製薬会社、通信、自動車メーカー、部品購入会社、電機産業一般など等たくさんの会社 がニッポンとビジネスをしている。 
取引先の日本の会社がアメリカ人のお客さんを迎えるとディナーは言うまでも無く 「典型的な日本食」となる。
そこでは「SUSHI」ではなく「寿司」を食べることができる。
スキヤキ、しゃぶしゃぶ、神戸ステーキのどれかがほとんどの場合接待メニュー となるが、懐石料理となるとぐっと減る。 
企業のトップとかそれに近い人間が来た時以外の普通のマネージャークラスの接待には 懐石は出さない(行かない)ことが多いようである。焼き鳥店での接待もあるらしいがそれはかなり打ち解けた仲間意識のある客の場合のようだ。
そのような理由から一度ニッポンに行くとほとんどの人がその魅力にはまり、日本食とくに「寿司」 & 「刺身」のファンになる。
一度そのはまったアメリカ人ビジネスマンに会ったことがある。景気に左右されない製薬会社。  私のジョークで「製薬会社はいいねえ。景気が悪くなったからといって「病気になるのを止める」という人はいないからいつでも景気が いいでしょう?」と。
相手は笑っていたが・・・。

マネージャークラスだから金もあれば出張で使う金も不自由しない人だろう。
で、相手が「日本食が好きだから一週間のうち4−5日は家族でディナーにSUSHIを食べる」という話を聞いてびっくりした。
ニュージャージーでも家族4人で寿司屋に行けば一回100ドルではすまない。安目で100−150ドルというところだろう。 それを週に4−5回も行くとは・・・?

「ええ?4−5回も?日本人は一ヶ月に一回くらいしか寿司は食べないよ!」と言ったら、
「じゃあ、何を食べているんだ?」と今度は相手がびっくりした。

まあ、日本びいきの人といってもその程度の認識の人が多いのも事実。
理由は滞在中の食事はすべて日本側の接待。自分で食べるときは「ハンバーガー」と言って笑っていたが・・・。
だから、日本での食事は寿司、シャブシャブ、すき焼き、神戸ステーキ等となり、普通の日本食を食べる機会がないのがその理由だろう。

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