A300のエアバスに乗客はひとり

管理人の三分間メモ
経験談を主体に書いています





初めに・・・
ヤマメの釣り方
岩魚の生態
広く分布する鱒
鮎の生態
ダイエット、こんにゃく芋
すっぽん大将、サスマタ
フライフィッシング
管理釣り場
幽霊の話
危険な冬の釣り
小鳥を飼う
野鳥の巣と蛇
淡い初恋の話
喧嘩したことない、の話
30年前のパソコンの話
楽しみな山菜狩り
本格的な愛鳥用鳥小屋
日曜大工で鳥巣箱を作ろう
繁殖用鳥小屋(箱)の作り方




初めて海外旅行
運転免許の話
鷹を飼う
なんでも反対、日米
アメリカが大国になれた訳
アメ車と日本車の棲み分け
SUSHI & SASHIMI
一番安い昼飯、中華
英語の発音-日本語と逆
オバマ大統領
大統領就任式はきつい
ケネディー家のその後
ニューヨーク州と
    ニュージャージー州

鹿肉とBSE
隣の芝は青いか
庭は子供の遊び場にあらず
自家用機を飛ばそう
    フライトシミュレーターの話
ああ、勘違いハムスター
お尋ね者捜査官NYC
時差ボケ未然防止策
アメリカ人の世界観
「FU●K」を連発アメリカ人
国家試験=ドイツの釣り
70兆円どこに消える?


ヒスパニック・パワー
規則、規則のドイツ
4種類ある「タイ人」
世界へ羽ばたけ、若者達よ
常時15種類、
    タイのフルーツ

飛行機の遅れる理由
テキサスのお姉ちゃん
    テレビドラマの女優
Jonas Brothers
    人気のバンドグループ`
タレント 三人組
ダンサー テレビ番組
ロック歌手 Micki Free
ケネディーさん
ギタリスト、Peter Frampton
ラリー・キング



石原都知事、アホな記者の質問にブチ切れ



ナイトドライブNYC





このマークが見えたら
速度規制解除
つまり速度無制限

国内専用の小型機

DVDニューヨーク

アマゾンで購入

見本はこちら

オールナイトNYC

見本はこちら

一覧表を見る

A300のエアバスに乗客は自分ひとり

5年間のドイツ駐在時代はデュッセルドルフからたくさんのところへ出張した。
近い順にケルン、ボン、フランクフルト、ハンブルク、ブラウンシュバイク、ベルリン、ハイデルベルク、シュツットガルト(以上ドイツ)、 アムステルダム、ブリュッセル、ルクセンブルグ、パリ、チューリッヒ、ジュネーブ、プラハ、ブダペスト、ロンドンが主なものであった。
その中でもベルリン、フランクフルト、チューリッヒ、ジュネーブは回数が多かった。


ドイツ高速鉄道 Inter City Express
行く方法は飛行機、電車、車の三種類だが、ベルリンには車で行ったことは1回のみで後は飛行機2に対して電車1回の割合だった。 電車は既にドイツ版新幹線のICE(アイ・ツェー・エー)が走っていたので快適な出張だった。しかし、6時間は決して短い時間ではなかった。
飛行機なら1時間で、空港でレンタカーを借りて市内へ15分ほどで行けた。
フランクフルトは車で2時間なので飛行機も電車も使ったことがない。
アムステルダム、ルクセンブルク、ブリュッセルも同様。
パリは微妙なところだ5時間かかるから・・・。 私用なら時間は自由になるから車を使うが仕事では飛行機を使うのが一般的だった。
ドイツに赴任して間もなくパリへ出張になった。陸路では既に国境が廃止されていたので検問所は有ったが係員はいなかった。一番良く通った のはアーヘンにあるドイツとベルギーの国境だった。しかし両替所はあった。
飛行機に乗って離陸してから何か気になった。「忘れ物?」
良く考えてみたら「パスポート」を持っていないのに気がついた。
「やばい」
言うまでもなく車ではないので引き返しはできない。
パリの空港についてパスポートの提示を求められたら終わりだ。そのままUターンになるのではないかと不安になった。
が、幸いなことに空港でもパスポート検査はなく無事入国ができた。パリまでの1時間そこそこの時間は今まで何百回と乗った飛行機の うちで一番ハラハラ、ドキドキした時間だった。

スイスのチューリッヒとジュネーブには年に4-5回の出張をした。
デュッセルドルフからチューリッヒまでは650kmほどの距離で所要時間は6時間から6時間半。飛行機で行けば1時間ちょっとの距離 であるが、車で行けば時間が自由になる。
帰りの飛行機に合わせて仕事の時間を気にしなくて済むので2回に1回は車で行った。
デュッセルドルフを出てケルン、ボン、フランクフルト、ハイデルベルクの近くを通り、カールスルーへを右に見てフライブルクを通り フランスを右に見てバーゼルの街を右手に見るところで国境の検問所がある。
2回に1回は「パスポートを見せろ」と言われる。

スピードを落とさせるために蛇行させている区間もある


スイスの高速道路 アウトバーン
バーゼルから進路を東に取りチューリッヒに向かう。バーゼルからほぼ1時間の距離である。 バーゼルとチューリッヒの中間にスイス版アウトレットのショッピングセンターがあり、バリーの靴やブランド品が大変安く買えた。
ジュネーブへ行くにはバーゼルを超えてから高速2号線と1号線を使って西に向かうことになるがベルンの北を通過しローザンヌ経由で2時間弱で行ける。 デュッセルドルフから8時間という距離だ。
この高速は名峰ユングフラウやアイガーの山々のずっと北を走っているためそれらの名峰はまったく見えない。どこからでも見えるわけではない。
それでも夏であっても雪山は見える。


ある時ジュネーブへの出張に飛行機を使った。前の晩の一番遅く現地に入り一泊して翌朝9時の仕事のためである。
デュッセルドルフからジュネーブへは毎日直行便が何本か飛んでいるが一番遅い時間にジュネーブに着くにはやはりチューリッヒ経由になる。
デュッセルドルフからチューリッヒ行きの飛行機は40-50人乗りの双発の小型プロペラ機が多かった。特に最終便ともなると 乗客の数も減るのでプロペラ機が多くなる。
言うまでもなくチューリッヒとジュネーブ間は1日中プロペラ機で飛んでいる。なにしろ車で行っても2時間の距離なので乗客は多くない。
その日、デュッセルドルフからチューリッヒに飛行機が着いたらすぐにジュネーブ行きの飛行機に乗り換える必要があった。
指定されたゲートへ急いでジュネーブ行きの飛行機に乗り込んだ。
「やけにでかいな・・・」と感じた。
それもそのはず、飛行機はエアバスA300だった。
席はエコノミーの一番前の席だった。
搭乗したのは私が一番最初だった。
「最終便だから空いているな・・・」と思いつつ席に座った。
しばらくして機のドアがスチュワーデスによって閉められた。
「え?自分が搭乗したあとで誰か乗ってきたか?」
と思い、後ろを振り返った。
「だれもいない!」
「マジ?」
「本当に飛ぶのか、この飛行機」と不安になった。
しばらくして機はゲートを離れた。飛ぶようだ。
5-6分動いてから離陸のためにスピードを上げた。
「飛ぶな、これは」
滑走がはじまり、機は離陸した。
シートベルトのサインが消えたので後ろを又見た。
「誰もいない!」
いるのはスチュワーデスが3-4人、固まって一番後ろの席に座っていた。
しばらくしてスチュワーデスがコーヒーを持ってきた。

後ろを振り返っても誰もいない!
「ありがとう」 「でも乗客は私一人だけ?」と聞いた。 「そうよ。全部の席はあなたのものよ。好きに使っていいわ!」
と言われても2-3席ならともかく百何十席も使う方法を知らない。
「どうして私ひとりだけなのこんな大きな飛行機に?」と聞く。
スチュワーデスが答えた。
「理由はふたつ。1つは最終便だからお客さんはいつもあまり多くない。もう1つの理由は、もともとプロペラ機が飛んでいるが 明日の朝ジュネーブからたくさんの乗客がいるので今夜中に大型機をジュネーブに運ぶ必要があったの。」
という話だった。

その会話のあとはスチュワーデス達はジュネーブへ到着するまでの間ずっと一番後ろの席でワイワイガヤガヤとダベッっていた。 多勢に無勢(?)で私はその仲間に入ることはできなかった。




Copyright(c) Kannagawa.com All Rights Reserved
Kannagawa.com





Created by Kannagawa.com
Eat In Bergen Creative DVD Moving Info Yoraku Hitorigoto Satoriku-Kensetsu Kannagawa Kachoken CSSIWA Limo